春の旬のものである、たけのこ。
たけのこご飯にしたり、天ぷらにしたり、煮物にしたり…
色々美味しくいただけますね。
でもおいしくいただくには、まずあく抜きが肝心!
では今回はたけのこのあく抜きについて見てみましょう♪
たけのこのあく抜きって実は簡単!??
美味しい山菜にはあく抜きって、必要不可欠なものですね。
たけのこもあく抜きが重要であり、きちんとあく抜きしないと、
えぐみがあって食べられませんね。
そんなあく抜き、とっても難しそう…と思いがちですが、
実はとっても簡単なんですよ!
使うのは、お米のぬか。
ぬかを一握りくらいと、たけのこを一緒に1時間ほど柔らかくなるまで茹でるだけなんです。
茹でた後は、ゆで汁につけたまま自然に冷めるまで放置しておくだけ。
意外と簡単なんですね♪
ところでたけのこのあくは、ぬかを使っても、使わずお湯だけで茹でても、
あくの量はそんなに変わらないというデータが出ているそうです。
しかしそれなのに何故わざわざ米のぬかを使うのか?
それは、ぬかでえぐみを誤魔化しているのと、
加熱することであくの増加を抑えているそうなのです。
煮物などでも一般的に冷めるときに味が染みこむと言われてますが、
ぬかも一緒。
ゆでた後、そのままゆで汁につけて冷ますのはそのためなのですね。
意外に簡単なぬかを使ったあく抜きですが、
他にも何とコンクリートの上に一晩たけのこを置いておくだけ!
というあく抜き方法もあるそうです。
(こちらの根拠とどれほどあくが抜けるかは分かりませんが、
ミスター味っ子でも紹介され、衝撃だった人も多いのではないでしょうか?)
また、コンクリートの上に一晩たけのこを置いてから、
ぬかであく抜きするとあくの抜けがいいという説もあるそうです。
ちょっと気になる方は、試してみてもいいかもしれませんね♪
ただ一般的には、採れてから時間がたてばたつほど、
あくが強くなると言われています。
できるだけ採れたてのうちにあく抜きするといいそうなので、
その辺りも考慮しておきましょう。
たけのこをあく抜きする時にぬかがない時はどうする?
たけのこのあく抜きをしよう…
でも、ぬかがない!
そんな時は、代用できるものがあります。
①お米のとぎ汁、もしくは生米
お米のとぎ汁にも、生米にもぬかは含まれてますから、
ぬかの代用になりますね。
とぎ汁であく抜きをする時は、とぎ汁でたけのこを煮ます。
また生米であく抜きをする時は、
ぬかと同じようにたけのこと一握り分のお米を一緒に煮ます。
あとの手順は、ぬかの時と変わりません。
②重曹
重曹はわらびなどのあく抜きにも使われますね。
重曹の良い点は、たけのこと一緒に重曹を入れて煮た後、
すぐに料理に使うことが出来る点です。
通常は一晩置いたりしますが、そういった時間も必要ないので、
今すぐ使いたい!今夜使いたい!なんて時にピッタリですね。
重曹の場合は、水1リットルに対して、重曹小さじ1程度入れます。
決して入れすぎたりしないようにしましょう!
たけのこのあく抜きも、実は特別なものを使わなくてもできるのですね。
特にお米なんかはどの家庭にもあるでしょうから、
いつたけのこを貰っても、あく抜きができちゃいますね!
たけのこをあく抜きした後の保存方法は?
あく抜きして一晩置いたたけのこですが、大きいものだと
一度に使いきれない時も。。。
そんな時は、冷蔵庫で保存が可能です。
あく抜きをしたたけのこを新しい水に漬けた状態で、
冷蔵庫で保存します。
毎日新しい水に交換すれば、1週間くらい持ちますよ♪
また、冷凍保存も可能です。
冷凍保存する場合は、スライスなどして、
切ってから冷凍するといいですよ!
まとめ
たけのこのあく抜き、簡単にできそうでしたね♪
ちなみに天ぷらや、炒め物など、油で調理するものは、
高温での調理になるため、あく抜きは必要ないそうですよ。
下処理をしっかりして、美味しく旬のものをいただきましょう♪