書道の筆の選び方 小学生におすすめの軸の太さや値段はどれくらい?

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小学校3年生くらいになると、書道が授業で始まりますね。
そんな頃になると子供が学校から持ってくるのが、習字道具の注文用紙。
中には学校で頼まず、自分で買いそろえる人もいますよね。
そんな時に一番迷うのが、筆選び。
筆と言っても、値段はピンからキリまで。
白い筆もあれば、茶色い筆もあって、
一体どれを買えばいいの~????

今回はそんな小学生の書道用の筆選びについて、
習字の先生をしている私の経験談も交えてお話ししましょう!

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書道の筆の選び方 小学生におすすめのものは?

書道用の筆を小学生の子供に買おうと思ったとき、
色んな種類があって困っちゃいますよね。

筆を見ると、どれも同じよう。
だけど値段は様々。
数百円のもあれば、何千円もするもの、下手したら何万もするものまであります。

一体どれがいいの?なんて思ったり…。

 

そんな時はまず、書道用の筆について色々知っておくと便利です!

筆の違いを見る時に一番わかりやすいのは、毛の部分。
書道用の筆のこの毛の部分は「穂」といいます。

この穂、実はいろんな材質で出来ているのです。
そして何で出来ているかで、値段や書き心地が全く異なってくるのです。

穂の種類は硬さで分けて大きく3つあります。

 

一つは「剛毫(ごうごう)」
剛毫はイタチ、馬、狸、鹿などの毛で作られており、硬い穂です。
そのため書き心地も硬めになり、楷書などしっかりした力強い字を書くのに適しています。

 

もう一つは「柔毫(じゅうごう)」
柔毫は羊毛、リス、猫などの毛で作られており、柔らかい穂です。
大変柔らかい書き心地で、仮名などに向いています。
扱い辛いので、初心者向きではありません。
筆の種類の中で白い穂のものは、柔毫のものの場合が多いです。

 

三つめは「兼毫(けんごう)」
剛毫と柔毫の毛をミックスして作られた筆です。
適度な弾力、しなやかさがあり、書きやすい筆になっています。
初心者におすすめなのがこのタイプになります。

 

動物の毛を使った筆には以上のような種類がありますが、
この他にもナイロン毛をミックスさせたもの、
ナイロン毛のみで作られたものもあります。

 

さて小学生に初めて買い与える筆として一番おすすめなのが、
ずばり「兼毫(けんごう)」
です。

 

小学生が書道の時間の中で書く課題は色々ありますが、
ひらがな、カタカナ、漢字とどれも書く場合が多いかと思います。

 

漢字やカタカナに向いた「剛毫(ごうごう)」、
ひらがなに向いた「柔毫(じゅうごう)」。

その中間である「兼毫(けんごう)」が様々な文字に対応できるマルチな筆であることは、
もう一目瞭然ですね。

 

また「兼毫(けんごう)」は適度な硬さなので、
筆圧の調節もしやすいかと思います。

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書道の筆で小学生など初心者にはどんな太さでどんな長さの軸がいい?

さて筆の毛について注目したら、次に見てほしいのが軸(持ち手)の部分です。

よく見ると、軸部分も様々な種類があります。
子供用に買うときに注目しておきたいのが、軸の太さと長さ。

まず軸の太さは、太い方が小学生には扱いやすいと思われます。
子供用鉛筆で太い鉛筆を見かけたことはありませんか?

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あれと同じで、軸が太い方が子供や初心者にも安定して持つことができます。

また軸の長さは、短い方が子供には扱いやすいでしょう。

 

以前私は教室で子供たちに普通の小筆を使わせていたのですが、
みんなとても扱い辛そうでした。
そこで軸の短い、鉛筆と同じくらいの長さの軸の小筆を使わせたところ、
みんな格段に名前書きが上手になったのです!

 

やはり軸が短い方が扱いやすいようで、軸の長さが違うだけなのに、
みんな口々に「こっちのほうが書きやすい!」と言っていました。

 

ですから初心者や小学生低学年には、軸は短めで太めのものをおすすめします。

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書道の筆を小学生に買うならどれくらいの値段のものがいいの?

筆を買おうとしたときに、値段も様々ですよね。
学校からもらってくる書道セットの筆も、高い方、安い方とあってどう違うの?
なんて思うことも。

 

まず高い筆がいいものであることには変わりません。

が、さすがに小学生の子供に初めて筆を買うのに、何千円も出せませんよね。
かと言って、100円ショップの筆では良くないかと思います。

 

確かに筆であれば、墨を付ければどんなものだってそれなりに文字を書くことはできます。

でも書きやすさ、扱いやすさ、手入れのしやすさは値段で大きく異なってきます。
(ちなみに剛毫や柔毫ですと、値段が高い方が扱いにくい場合もあります。)

 

私個人としておすすめしたい筆の価格帯は、1000円前後のものです。

これくらいの筆であれば、小学生に十分な品質であるかと思われます。

 

変に安すぎるものを買ってしまうと、毛が抜けやすかったり、耐久性がなかったり、
穂先がきれいに揃わなかったり

 

初めて子供に与える筆としてはちょっと高く感じるかもしれませんが、
良いもの、良い筆を大切に扱うということも、書道の教えの一つではないかと私は思います。

 

まとめ

書道用の筆には様々なものがあることが分かりましたね。

ここで今回の記事をまとめてみましょう。

おすすめの筆
・イタチ、馬、狸、鹿などと羊毛、リス、猫などのミックスの 「柔毫(じゅうごう)筆」
・軸は太め、短め
・価格は1000円前後の物

以上です!
また、筆の中にも当たりはずれもありますから、
同じ筆を見比べて、きれいに整っているものを選んでくださいね♪

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