インフルエンザが流行している時期に風邪を引くと、必ずと言っていいほど、
インフルエンザの検査をするハメに…。
だけど子供は嫌がって泣き叫ぶし、鼻血も出ちゃって心配!
もっと痛くない方法はないの?
血液検査じゃダメなの?
そんな疑問について調べてみました!
インフルエンザの検査で鼻血が出たけど大丈夫?
先生がインフルエンザの検査をして、鼻に入れた後の綿棒を見たら、血が!
その後鼻をかんだら、鼻血…
普段鼻血を出さない子供が急に鼻血を出しちゃうと、心配になりますよね。
何だかすごく嫌がって、ちょっと乱暴にしすぎだったんじゃないの??そんな思いにも…。
しかし鼻血がしばらくしてきちんと止まれば、心配ありません。
鼻の奥に綿棒を入れてグリグリとする、あのインフルエンザの検査ですが、
鼻の奥の粘膜からインフルエンザウィルスが検出されるためあのような検査方法なのです。
病院の先生もなるべく鼻の中を傷つけないようにしてくれてはいますが、
鼻の粘膜はどうしても傷つきやすいため、出血しやすく、鼻血になってしまいます。
万が一、いつまでも鼻血が止まらない場合は、耳鼻科などにかかるといいのですが、
インフルエンザの時はかかりつけの小児科で診てもらいましょう!
インフルエンザの検査って血液では出来ないの?
あの鼻の奥に長い綿棒を入れられるインフルエンザの検査は、泣き叫んで嫌がる子も多いですね。
あんな状態だったら、まだ注射の方がマシかも…
血液検査じゃ、インフルエンザは分からないの?
と思う方もいるでしょう。
実は、インフルエンザにかかっているかどうかは、血液検査でも分かるのです。
しかし鼻の粘膜などからウィルスを採取する検査を「抗原検査」と言うのに対し、
血液でインフルエンザかどうかを調べる方法は「抗体検査」という方法になります。
この抗体検査は、インフルエンザから回復する時に、抗体価が上昇するので、
その抗体の上昇が見られるかどうかを調べています。
抗原検査は単純にウィルスがいるかどうかを調べていますから、感染してから早い段階で分かりますが、
血液検査では回復する時にしか分からないのです。
インフルエンザの薬として出されるタミフルなどは、早い段階で飲まないと意味がありませんから、
当然インフルエンザかどうか早い段階で調べなければなりません。
よって、血液検査でインフルエンザかどうか調べることは可能であるが、
通常は鼻の粘膜からウィルスを採取する検査方法が採用されるのです。
インフルエンザの検査は痛くない方法はないの?
自分の子供が泣き叫んで嫌がる姿は、あまり見たくはないですよね。
大人でも痛い、あのインフルエンザの検査が少しでも痛くない方法はないのでしょうか?
綿棒を鼻に入れる時、なるべく力を抜き、綿棒が鼻に入ったら、ゆっくり息を吐く。
これだけでも多少は痛みが和らぎます。
しかし、泣き叫んでいる子供には力を抜いて!と言っても、まず不可能ですよね。
そこで試してみたいのが、特別な紙やラップに鼻をかむ方法です。
実は、インフルエンザのウィルスは、鼻をかみ、その鼻水からも採取することが出来るのです。
ただ難点は、検査の精度が落ちること。
実際にインフルエンザであってもウィルスが検出されず、陰性となってしまう確率が、
鼻の粘膜を採取する方法よりも高くなるそうです。
ですから一番は鼻に綿棒を入れる方法ですが、暴れてどうしようもない子の場合、
検査の時に先生に一度鼻水でも検査出来ないか聞いてみましょう。
また、鼻に綿棒を入れて粘膜を採取する時に痛いか、そんなに痛くないかは、先生や看護師さんの技術にもよるのだとか。
口コミを頼りに、インフルエンザの検査が上手な病院を探すのも、一つの方法ですね!
まとめ
可愛い我が子が嫌がる姿、痛がる姿はなるべくなら見たくはないですね。
インフルエンザの検査キットを作っているメーカーも、なるべく痛くないようにと、
綿棒などに色々工夫を凝らしているそうです。
ですから、もしかしたら同じ検査方法でも、去年より平気だった!なんてこともあるかもしれませんよ♪