節分にいわしを食べる家庭も多いかと思いますが、
玄関にいわしの頭を飾る風習はやりますか?
あれってどの地域の風習なのでしょうか?
そしていつまで刺しておくもので、処分はどうしたらいいのでしょうか?
節分にいわしの頭を玄関に刺すのはどの地域の風習?
節分にイワシを食べて、そのいわしの頭を柊で刺して、
玄関に飾っておく風習は知っていますか?
あの風習ですが、意外にもほぼ全国的な地域の風習なのだそうです。
ただ、地域によっていわしがめざしだったり、
いわしの頭と共に「十三月」と書いた短冊を刺したり、
いわしは頭だけでなく、骨も残しておいたりと地域によって多少の違いがあるようですよ。
節分の風習のいわしの頭を柊で刺しておくのはいつまで?
節分に玄関に飾るいわしの頭をいつまで飾っておくかについてですが、
一般的に「雨水」までには片づけると言われているようです。
雨水というのは二十四節季の一つであり、2月18日または2月19日になります。
ただ実際には、節分の翌日、2月4日には片づける人が多いようですね。
猫が来るから、という理由で早く片づけたりするそうです。
節分に刺したいわしはどうやって処分する?
節分で玄関先に刺したいわしですが、普通に捨ててしまうには、ちょっと戸惑いますね。
柊鰯は魔よけのお守りのようなものですから、きちんとして処分したいものです。
処分の方法は、まず塩を振って清め、習字紙などの白い紙で包んで捨てると良いようです。
昔は川に流していた地域もあったようですが、現代ではそんなことは出来ないので、
きちんと清めてから、燃えるゴミとして出しましょう。
まとめ
柊鰯などの昔からの風習は、徐々に失われつつあります。
しかしこういった行事をすることで、季節を感じることもできます。
可能な限り、伝統的な行事は続けていきたいですね。