女の子の節句であるひな祭りの日に飾る、雛人形。
色とりどりの着物を着た人形達は、とっても華やか!
春らしさを感じさせてくれますね。
さて今回はそんな雛人形はを雨の日や大安以外の日に出してもいいのか、雛人形を出す日について見てみましょう!
雛人形を出す日はいつがいい?
ひな祭りに飾る雛人形、皆さんはいつ頃出しますか??
雛人形ってとってもかわいいですが、人形も飾りもパーツも多くて、出したり飾ったりするのも大変。
ですからひな祭り当日に出す人は、あまりいないと思います。
ひな祭り当日に雛人形を出したら、翌日にはすぐ片づけなくてはいけませんからね。
では雛人形を出す日はいつがいいのでしょうか?
雛人形を出すのは、だいたいひな祭りの1か月前から出すといいと言われています。
そもそもひな祭り自体が、春の節句、桃の節句ですから、雛人形は春に飾るもの。
じゃあ、春はいつからなの?と言うと、春は立春を迎えたら春です。
立春は2月4日頃。
節分の翌日になります。
ですから、ちょうどひな祭りの1ケ月前くらいですね。
節分が終わったら、雛人形を飾る、と覚えておくといいでしょう。
ただ予定や都合で1か月前に飾ることが難しい場合や、まだちょっと飾るのは早いかな~なんて時もあります。
そんな場合、次に出す目安にするといい日は、雨水の日。
雨水の日は雪が雨に変わり、氷が水に変わるという24節季の一つで、この日を境に本格的に春らしくなるのです。
そんな雨水の日は、2月19日頃。
バレンタインデーが終わった後、ひな祭りの半月前ですね。
基本的には立春の後か、雨水の日後くらいに飾るといいでしょう。
それでもなかなか飾る時間が取れなくて…
そんな時は、雛人形は○月○日に飾る!と日にち固定で出す日が決まっているわけではないので、都合のいい日で大丈夫です。
ただしギリギリもあまり良くはないと思いますので、最低でもひな祭りの1週間前までを目安に飾りましょう。
折角の豪華な雛人形ですから、しばらくは飾って雛人形を愛でたいですしね♪
前日に慌てて飾るのは、縁起が良くない!という説もあるそうですよ。
雛人形を出す日は雨でも大丈夫?
仕事が休みだから、○日に雛人形を出すぞ!
と決めていても、天候は選べるわけではありません。
雛人形を出すと決めていた日に限って、雨降り…
よく片づける日は天気がいい日、しばらく晴れが続いた日がいいと言いますが、雛人形を出す日も晴れのほうがいいのでしょうか?
結論から言うと、一般的にお雛様を出す日は雨や雪でも大丈夫です。
雛人形を片づける日は、人形がカビたりしないように、ということで晴れの日を選びますが、出す日は特に天候は関係ありません。
ただ雛人形が離れにあって、出すには外を通らなきゃいけない、そんな場合はやはり晴れた日のほうがいいのかもしれませんね。
出すときに雨に濡れると良くありませんので。
また一部では女性は陰陽の「陰」、雨も「陰」で、陰と陰の組み合わせになってしまうので、雨の日に出さない方がいいという意見もあるようです。
ですから、あとは飾る人の気持ち次第。
もし「雨の日に出すのはいやだな」と思えば、晴れた日に雛人形を出すといいでしょう。
雛人形を出す日は大安以外でもいいの?
さて雛人形を出す日について、天候以外で気になるのは、六曜。
仏滅とか、大安とか、友引とかのやつですね。
この六曜は年配の人ほど気にする傾向にありますが、実際は雛人形も飾る日を大安などにするべきなのでしょうか?
こちらの答えは、「特別大安でないといけないわけじゃないけれど、大安の日に飾るとより良い」ということです。
基本的には、大安じゃないとだめ!というわけではなく、大安以外の日に出しても大丈夫です。
ですから仏滅だって、赤口だって雛人形を出しても大丈夫。
ただひな祭りはお祝いの日。
その時にかざる人形ですから、可能であれば縁起の良い日にするといいですね、ということです。
特に初節句の場合は、特別な年。
可能な限り、大安に雛人形を出すようにするといいですね。
まとめ
雛人形などの縁起物は何かと気になりがち。
飾り方、片づけ方、出して飾る日など、どこまで気にするべきなのか分からなくなってしまいますよね。
しかし雛人形は神様といった類ではないので、出すタイミングなど細かく気にする必要はないでしょう。
その一方で縁起物だから、出来れば日を選んだほうがいい、といった面もあります。
ですので、可能な限り良い日にちに出すようにすればベストです。
また、地域や地方、家庭によって雛人形の飾り方や出す日にちが異なる場合もあります。
一度周りの人に聞いて確認できそうであれば、出す日などを確認するとバッチリですよ!!